死ぬまでにしたい10のこと

死ぬまでにしたい10のことを観ました。

ある日突然倒れ、病院での検査の結果余命2ヶ月と告知されたアンは深夜のコーヒーショップで死ぬまでにしたい10のことをノートに書き出します。
そしてそのリストを元に彼女が生きることを始める物語です。
初めて付き合った男性との間に17歳で子供ができてそのまま結婚したアンは若干23歳。
2児の母としてトレーラーハウスで夫と家族4人つつましいながらも幸せな日々を送っていました。
それなのに、若いとはいえ旦那さん以外の男性と浮気したいっていうのは死ぬんだし何したっていいじゃんみたいな感じもしたかな・・・。
だって旦那さんがろくでもないやつならともかく家族想いの優しい人だったしなぁ。
でもふたりの子供たちに18歳までのバースデーのメッセージをひたすらテープに吹き込むところにはじーんときました。
短期間のうちに順調にしたいこと成し遂げられ過ぎかなーという感じだったけど、死ぬにしろ生きるにしろ行動を起こさない限り惰性で終わっちゃうんだろうなぁと思いました(´ー`)
お母さんとの距離間やお医者さんとの信頼関係、ドンの幼い雰囲気、隣のアンの純粋な人間性など人物描写の上手い映画でした。
若いのに自分の死をすんなり受け入れられる主人公はすごいな。
余命の告知をされても残された時間を全うしたいと心に決めるとあんな風になれるのかな？
特別泣けるでも感動するでもないけどしっとりと淡々とした映画を観たい時にいいと思います☆
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