何度観たかなぁ・・・“下妻物語”。
冒頭をはじめ各シーンの台詞を覚えちゃうくらい観ました。
だけど実は、最初あなどってたんですけどね。
邦画ってあんまり観ないんですよね?。
だけどこの映画は私の邦画に対する偏見を見事に取っ払ってくれた逸作です。
なにせ、面白い!
主演の深田恭子と土屋アンナのはまりようったら、ナイスキャスティングですね[:オッケー:]
っていうかふたりとも素でしょ?
脇役陣も豪華だったし、個性派ぞろいで飽きないんです。
チンピラのダメ親父が始めたブランドの偽者(ばったもん)商売の失敗で父娘揃って姿をくらますために羽目になったロリータファッション命の桃子。
だけど行き着いた先は憧れのフランスの田園風景とはほど遠い、田んぼばかりの茨城県下妻でした。
それでもお気に入りのブランドの服を買うために毎週けなげに片道2時間かけて東京に通う桃子には困った問題が。。。
服を買うお金がないんです[:ぎょ:][:汗:]
ダメ親父の商売がうまく行ってた頃は単純なダメ親父を言葉巧みにだましてお金をぶんどっていたんですけど、やっとテキヤの商売にありついた今のダメ親父にそんなお金はなく、桃子は残されたばったもんブランドグッズをネットで売るという作戦に出ます。
それに食いついてきたのが原チャリで田舎道を暴走するヤンキー娘いちごでした。
そして全く違う世界に住むふたりの女の友情が芽生えます[:四葉:]
いちごの所属する暴走族の確執、桃子の夢の第一歩、いちごのピンチに駆けつける桃子。
嗚呼青春・・・。
桃子の啖呵と鐘の音とクラシックな音楽アンバランスなはったりがいい感じです。
ラストは爽快でした(いや、痛快?)。
見所はやっぱりフカキョンのロリータファッションですね[:ハート:]
もう少し若かったら絶対ベイビーのお洋服買ってたな(笑)
そして女の友情。泣けます。
河原で泣くいちごの傍らにたたずむ桃子。思わずほろりときました。
演出も冴えてましたね。
個性派の俳優さんたちみせるギャグな演技。最高です。
時折スローモーションになる撮り方も面白かったな。
後は曲もよかったです。
Tommy heavenly6、CECIL、菅野よう子さんの曲etc。
各場面を時にコミカルに、時に切なく際立たせてます。
個人的には篠原涼子のなにわのケバケバ不倫妻と
実は2役の阿部サダヲさんがお気に入りです。
はい。オススメです★
水野晴男さんもシベ超Tシャツ着て出演してますよ(笑)
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