“すべては愛のために”
原作を読んで・・・だったのですがまぁ、一応原作も読んだことだし映画も観ようと鑑賞。
裕福なイギリス人の妻となったサラは裕福な生活を送っていたのですが、義父の慈善活動の功績をたたえるパーティーで人生の転機に遭遇。
突如パーティーに乗り込んできた青年医師のニックはやせ細った少年を伴って今こうしてお金持ちの人たちがパーティーに明け暮れている間も貧困と紛争のために命を落とす人たちがいると訴えかけるんです。
そのニックの必死さとやせ細った飢餓であえぐ国の少年を見てサラは衝撃を受けます。
そして翌日、少年が命を落としたと聞き一大決心。財産を持って心配する夫を残し単身エチオピアに援助活動に向かいます。
うーん・・・、これはラブストーリーです。
なんだか話の本題が救援活動なのかラブストーリーなのか曖昧な感じですが後者として観た方が納得いきますね。
でも国連親善大使をやってるアンジェリーナ・ジョリー主演なんだから援助活動を焦点においた映画を作ってほしかったです。
話はエチオピア、カンボジア、チェチェンと貧困と紛争に苦しむ国をまたいだ内容です。そういった国を渡り救援活動を続ける青年医師・ニックと援助に目覚めたイギリスの人妻・サラの物語でその背景にリアルな貧しい国の現状が映されています。
結構簡単に救援活動に参加できたり戻ってきたり国連関係の仕事に就いたりでいろいろと突っ込みどころはあるのですがいちばん印象に残ったのはラストの「カチッ」ですね。
前もって地雷を踏んだ青年の話を聞いていただけにその音を聞いた瞬間凍りついてしまったサラ。
もうどうしようもない事を悟ってニックに向けた切ない表情が印象的でした。
ニックの無事を祈る想いやら背徳の代償やらいろんな感情が入り混じってたんでしょうね。
さて、Mr.&Mrs. スミスのプロモのためにブラピと来日してるアンジーですが、同伴したカンボジアの養子・マドックス君たちを迎えたのはこの映画がきっかけだったのかな?
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