ガタカ

ガタカを観ました。
イーサン・ホークとユマ・サーマンの主演です。
でも私のお目当てはジュード・ロウ♪

遺伝子操作で生まれてくる子供を優秀にできる時代、両親の意思で自然に任せてこの世に生を受けたビンセントはエリート社会においていわゆる“不適合者”として日陰の暮らしを余儀なくされていました。
しかしビンセントには宇宙飛行士になるという夢があり、生まれつき弱い体を鍛え上げ、宇宙飛行士になるために人並み以上の勉強と努力を重ねます。
でもいくら努力しても血液や検尿検査で引っかかり、優秀な人材しか採用しないガタカ入ることができずいつまでたっても清掃員のまま。
そしてついにビンセントはその夢をかなえるべく危ない橋を渡ってしまいます。
他人の遺伝子を買って違う人物になりきるんです。
その遺伝子の持ち主は不運な事故により歩けない体になってしまった水泳界のスター、ジェローム・モロー。
ジェロームになりきったビンセントはガタカに容易に入ることができるのですが。。。
遺伝子で“適合”、“不適合”って区別されるのって怖いけど現実的に無理な話じゃないかも[:汗:] 死因や推定寿命まで分かっても知らされたくないなぁ。
ＳＦながら可能性のある話でした。
本物のジェロームは将来を約束されながらも事故により将来をなくしてしまった不運な適合者。
ビンセントは誰にも期待されずに育ったけど努力と執念で夢を叶えた不適合者。
いつしかビンセントの夢がジェロームの夢になってっていうのがよかったです。
それにしてもビンセントは自分の痕跡を残さないために毎日肌や髪の毛を念入りに手入れして処分する徹底さがすごかったです。
その焼却炉が最終的にジェロームの銀メダルを金色に変えるのが悲しかったですけど・・・。
データや数値だけで人間を判断される世界においてもビンセントの努力を見ていてくれた検尿チェックのお医者さんにはちょっと驚かされました。
なるほど、ああゆう理由があったのか。。。
なぜか何度も見たくなる映画です☆
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