フィッシャー・キング

フィッシャー・キング
テリー・ギリアム作品は癖があるというか、大衆受けしないというイメージがあったけど意外にハートフルな映画でした。
毒舌DJジャックは常連リスナーのエドウィンにラジオ番組内で暴力的な行動をけしかけたことにより本当にエドウィンが発砲事件を起こしてしまいます。
自分の軽率な発言により多数の人の命を奪ってしまったジャックはショックを受け仕事を離れ落ちぶれてしまいます。
ある日、深夜の街を徘徊している途中、チンピラにからまれてしまったところをパリーと言うホームレスに助けられます。
しかしパリーは精神を病んでいて、その原因というのがエドウィンの起こした事件によるものだったのです。
パリーにとってはジャックは間接的であれ加害者なわけです。
ジャックはパリーに負い目を感じて何かパリーの救いになることをしたいと想い始めたことからジャックとパリーの奇妙な友情が生まれるのです。
俳優陣が演技派です。ジャックにしろ、パリーにしろ一人で自問自答するシーンが多かったけど緊迫した感じで魅入ってしまいました。
聖杯は何の象徴だったのかな?パリーの失ったものかな?
赤い騎士はエドウィンでしょうか。パリーからすべてを奪ったもの?
ジャックは聖杯を手に入れてパリーだけじゃなくて自分も救われたんだろうなぁ。
おまけに自殺しかけた人も救ったし[:チョキ:] 真夜中のセントラルパークでジャックとパリーが裸で寝転がるシーンがかわいかったです[:四葉:] DVDが借り放題!TSUTAYA DISCAS

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