シモーヌ

シモーヌ”を観ました。
なんだか、こんな役のアル・パチーノって初めて見たかも知れないです。いつもは豪快でクールなおじさんなのに今回はおちぶれた映画監督で哀愁漂ってるし、意外な感じでした。
わがまま女優のニコル役のウィノナ。あれ、実際もそんな感じかもーなんて思っちゃいました。でもヴィクターに見せた迫真の演技、やっぱり女優ですね(≧∇≦)b
下記、少しネタバレあります[:下:][:下:][:下:] 長年ヒット作品を作れず低迷していた映画監督・ヴィクター。
再起を賭けた作品に主演するはずだったわがまま女優のニコルに降板されて絶体絶命の時にヴィクターの世界観を崇拝しているコンピューターエンジニアのハンクにCG女優での映画製作の話を持ちかけられます。
でもヴィクターはハンクの話に耳を傾けず、やがてPCのし過ぎで目に腫瘍の出来ていたハンクはCG女優のプログラムの入ったHDDをヴィクターに託してこの世を去ります。
代理人からHDDを受け取ったヴィクターはPCにセッティングし、立ち上げて現れたのはわがままも言わない、合成でほしい表情、ルックスを作り上げることのできる架空の女優・シモーヌでした。
そしてヴィクターはシモーヌ主演の作品を世に送り出し、シモーヌと共に名声を手に入れます。しかしシモーヌの人気が上がる一方、ヴィクターは自分が再び脚光を浴びるようになったのは彼女おかげであると気づき、一人歩きした実体のない女優を消そうとするのですが・・・。
はじめは結構面白いなぁと思って観てたんですけど、終わりがなんだか尻すぼみな感じだったなぁ。
雑誌記者の2人がコミカルでナイスキャラでした。
それにしても、シモーヌの復活は実にあっけなかった。自分はコンピューター音痴とヴィクターがはじめに言ってたから完璧に消せてない事は大体分かったけど娘が修復するのがなんのひねりもなかったかな。
あのまま警察に捕まって終わりって言うのも風刺が効いてていい感じもしたけど、殺人事件なのに戸籍も調べないなんてあり?
まぁ、いろいろ突っ込みどころはあるわけですが、気軽に観る娯楽作品としてはいいんじゃないかと思います(o^∇^o)ノ
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